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続・仏像を愛でる@三十三間堂

続いて訪れたのは超メジャーな観光名所、三十三間堂
ここはなんとなく、ワタクシの中で京都と聞くと連想される場所なんです。なんでかなぁ…字面が好みなのかな(笑)
といってもやっぱり修学旅行以来、訪れたことがなく。じゃあ行ってみよーってことになりました。
で、いろいろ調べたらあらまぁなんとこれは!的ナイスな情報が手に入りまして。それは後ほどご紹介しまーす。

三十三間堂

三十三間堂、正式名称は蓮華王院というのですね。元は後白河上皇の宮廷の一画にあった寺院で火災で燃えてしまったあとこの本堂だけ鎌倉時代に再建されたとか。もちろん国宝です。
詳しくは公式サイトをどうぞ。

シャレになんない暑さの中、参拝客がいっぱいです。やっぱり人気があるんですねぇ。
堂内には本尊の千手観音坐像を中心に1,001体の千手観音立像がずらららーっと並んでおります。いやぁ壮観ですなぁ。
たくさんの作家(仏師)によって千手観音というひとつのモチーフが造られたというシチュエーションに、どんな物語があったんだろうとかつい思いを馳せてしまいます。
でもやっぱりワタクシの♡を鷲掴んだのは千手観音の前に等間隔に並んでいた雷神・風神そして二十八部衆の彫像でございます。素敵すぎるぅぅ(*´∇`*)
ディティールの細かさや妙に人間くさい表情がたまらんですなぁ。ユーモラスなおっさんにもはやホラーな老人、見目麗しい美青年など、ほんとに見飽きることがありません。

それから堂内にちょっとだけ名残りがあるんですが昔、三十三間堂は朱塗りの外装で、堂内は花や雲文様の極彩色に彩られた建物だったんですって。なんか意外!往年はどれほど煌びやかだったんでしょうねぇ。

三十三間堂

「通し矢」が行われた三十三間堂の軒下です。
どこかで聞きかじったのですが昔の通し矢の記録を超えるには一昼夜6秒に1本矢を射続けなきゃいけないとか。どんだけ過酷な競技なんですか( ▽|||)矢継ぎ早とはまさにこのことですね。

さて、三十三間堂を満喫したらお土産コーナーにてお目当てのお守りをゲット。

なんと、三十三間堂は頭痛に効くお寺さんだったんです!
もともと長年頭痛に悩まされてた後白河上皇が夢枕に立った千手観音のお告げにしたがってあーしてこーしてこのお堂を建てたら頭痛が治ったとか。←かなり端折ってますw
それからこのお寺は「頭痛封じの寺」として崇敬を受けるようになり、「頭痛山平癒寺」と俗称されたそうです。
この頭痛封じのお守りには毎年一月に執り行われる「楊枝のお加持」という法要にちなんで、三十三間堂の楊枝(やなぎ)と秘呪「消伏毒害陀羅尼経」一巻が納められてるとのこと。なんか効きそうじゃありませんか、奥様!

実は慢性的な偏頭痛持ちのワタクシ。これぞ神のご加護でございますよ。字面で行き先選んでよかった(笑)
このお守りを身につけてから今んとこ頭痛にはお目にかかっておりませんv( ´∀` )v思い込み大事だから!

最後に三十三間堂の御朱印をご紹介。

三十三間堂の御朱印

真ん中に書かれた「大悲殿」とは無限の大(慈)悲をあたえてくれる観音さまをまつる仏堂という意味だそうです。

三十三間堂
住所:京都市東山区三十三間堂廻り町657
TEL:075-561-0467

Published in 2012 京都+松山

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